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  • 執筆者の写真risa yukimura

親密な関係は支配がすべて!DV加害者のトラウマ<加害者視点>

更新日:3月6日

こんにちは。

カウンセラーの幸村です。


前回は、DV加害者が育まれる

トラウマのパターンについて、

NPDやモラハラの特徴との共通点など、

被害者の視点から探ってみました。


今回は、同じテーマで、

加害者の視点からの考察を

お届けしたいと思います。


これまでモラハラについて論じてきましたが、

今回は初めて、加害者の回復に焦点を当てます。


発達段階の特徴


前回の記事でも触れましたが、

このトラウマパターンを持つ人々の親は、

一見子供のために動いているように見えますが、

実際は自らの欲求を満たすために行動しています。


例えば、有名になりたかったけれど

なれなかった母親が、

娘に自身の夢を託し、

その実現のために娘を駆り立てる

「ステージママ」や、

スポーツ選手になりたかった夢を息子に託し、

息子に圧力をかける

「フットボール・ファーザー」

などが挙げられます。


こうした子どもたちは、

親が求める偽りの自分を演じることで、

親との絆を保とうとします。

しかし、親からの愛情は条件付きであり、

彼らはそのことを理解しています。

そのため、本当の自分を愛されない

と感じています。


こうした経験から、

自己中心的な親によって操作された彼らは、

依存することは、

利用されることや裏切られることと結びつく

と感じ、大人になると自分から先に

裏切るようになります。


誇大なイメージとプレッシャー


このパターンのトラウマを持つ子どもは

親の期待や夢を担うことで、

自分が世界の中心である

と感じるようになります。


その一方で、親を失望させないように

という大きなプレッシャーを感じ、

失敗したらどん底に落ちるような恐怖を抱きます。


また、親が子に依存しているため、

他人(親)に頼ることが難しく、

常に孤独を感じることもあります。





成人後の特徴としての支配欲


子ども時代に支配や操作を受けた彼らは、

大人になると、支配する側になろうとし、

勝者でありたいと考えます。


支配力を得るためには手段を選ばず、

自分が劣勢になると、絶望に向き合えず、

狡猾さや虚偽で気持ちをごまかし、

自分を鼓舞するために、

アルコールや薬物、セックスに走るなど

極端な行動に出たり、

攻撃的になることもあります。


パートナーとの関係


彼らにとって親密さは、依存を連想させるため、

幼い頃のように支配されるのではないか

という恐れにつながります。

このため、自らが支配する側に回ることで

その不安を払拭しようとします。


その結果、愛に満ちたパートナーとは

関係を維持することは難しくなり、

サディスティックになったり、

関係を断ったりすることがあります。


解決のために


このパターンのトラウマを持つ人たちは

本当の自分の心を切り離して、

偽りの自分と頭だけで生きています。


子ども時代に、ありのままの自分として

親に頼ることが出来なかった、

親からのサポートを受けるのではなく、

親をサポートすることを強いられていた、

という現実を認め、

その痛みに対処した時に、

自分自身に帰り着くことができます。


そして本当の自分の感情を感じ、

心を開いて、互いを大切にできる関係を

築けるようになっていくでしょう。



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