こんにちは。
モラハラカウンセラーの幸村です。
今日はモラハラ加害者に多い
NPD(自己愛性パーソナリティ障害)
について触れたいと思います。
自己愛性パーソナリティ障害は、
自己評価が過剰に高く、
自分が“特別、独特、優れている”
という考えにとらわれるのが
特徴的な病気です。
そう思い込むために
周囲の人間を道具のように
使ったりします。
周囲に賞賛を求めて、自己の業績を誇張したり、
優越感を維持するために
他者を不当に低く評価したりします。
なお、この病気は
常識とは逸脱した行動や考え方がみられるため、
自身だけでなく周囲の人を巻き込んで
疲弊させることも少なくないです。
大分モラハラ要素をはらんでますよね。
しかし、こういった病気であれば、
結婚する前に気付いても
よさそうなものでは?
と思いませんか?
実はこういった心理学的な側面の他に、
自己愛の人たちは、
容姿が良かったり、話が面白かったり、
何等かの強烈な魅力を
持っていることがあります。
こと恋愛に関しては、
すごく楽しい恋愛をしてくれる
という特性があるようなのです。
(全員ではありませんが)
例えば、
・突然ヘリコプターデートに連れていく
・夜なのに「今からディズニーランド行こう!一泊すればいいじゃん」
・その他、「高級ホテル行こう」「海外旅行行こう」
など、金に糸目をつけない。
後先考えない。
今この瞬間、君と楽しく過ごせたら
僕は何でもいいんだ!
と、女性が喜ぶことを出来てしまう。
目の前の女性を喜ばせることが出来る俺、
こういうことが出来るすごい俺、
が好きで、自分に酔っている。
だから、やっている自分も楽しいし、
一見、彼女に尽くすことが幸せ、
のように見えます。
これだけ奉仕的ですごい行動が続くと、
「こんなすごいことをしてくれる人と一緒にいるんだ」
「この人と一緒にいる未来が楽しみ」
「一生一緒にいたい、楽しませてほしい」
と思ってもおかしくありません。
当然、恋愛のステータスが進みますが、
モラハラされていても気が付かない。
たまに
モラハラを打ち消すような行動
(突然のプレゼントなど)
をさし挟んで、
優しい面の方を信じさせようとしたり、
友人たちの前など、
怒ることが出来ないような場で
冗談めかして侮辱され、
「冗談を言っただけ」という
既成事実を作られたりするからです。
そんなギリギリの扱いを受け続けて、
やがて気付いたら、心がズタズタにされるほど
モラハラをされている。
それでも離れられない。
離れる方が辛い、怖い、
と思うような網を
いくつも、巧みに仕掛けられている。
このような自己愛性の夫を持つ妻は、
離婚に踏み切る際に、多少の
後ろめたさ、申し訳なさ
を感じることがあります。
しかし、モラ夫にひとたび敵認定されれば、
そんな情など吹き飛んでしまうほどの
変貌をモラ夫は遂げます。
良い思い出もあるかと思います。
でも心は確実に傷を負っています。
相手の基準に振り回されず、
自分の気持ちと向き合いたくなったら
いつでもご連絡くださいね。
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