
こんにちは。
モラハラカウンセラーの幸村です。
前回は、
ということで、意に沿わない性交に
多くのモラハラ被害妻が耐えている
という現状について
お話しました。
※この記事では、
円満なご夫婦の例は除外し、
モラハラ被害妻に焦点を当てて
記載しております。
ではなぜ、耐えてしまうのか?
1.断ると夫が不機嫌になり、面倒
2.妻の義務だと思っている
3.拒否しても無理やりされる
のような理由があります。
1.断ると夫が不機嫌になり、面倒
拒否るとあからさまに
「傷ついた~」
「男は繊細なんだぞ!!」
って態度で責められたり、
不機嫌になったり。
その後、空気を重くしたり、
別の事でネチネチとモラハラをされたり、
それが面倒だから応じる
という妻は少なくありません。
実際、拒否し続けたら夫がモラ夫化した
という例もあるので、
結婚したら当然の権利
と思っている男性は
案外多いのだと思います。

2.妻の義務だと思っている
これは、意外にも、
夫だけでなく、
妻もそのように認識している
のです。
恐らく、
レスが離婚の理由として認められるから
なのだと思います。
レス⇒離婚
性交=義務
という理解なのでしょう。
そうなると、
何とか妥協できる頻度で応じたり、
義務を果たさないことに負い目に感じて
モラハラを受け入れる、
という結果になり、
いずれも被害者妻を
追い込む要因になります。
3.拒否しても無理やりされる
これはもはや、レイプですね。
妻には何をしても良い、
と思っているのでしょう。
もちろん、妻たちは
あの手この手で逃げます。
夫が寝るまで家事をする。
酒好きなら、飲ませてつぶす。
などなど。
それでも、いつも逃げ切れるわけじゃない。
そういう時の諦めを思うと、
胸が痛む。
早く終われーーー!!
と思って受け入れる不快感。
モラハラに加えて、
さらに
傷つけられる自尊心。
「こんな扱いをされて当然の価値のない人間」
という自己暗示をかけて、
傷つくことを回避する。
「そんなことに耐える必要はない」
「断ることは権利」
そんな理屈が遮断される密室で行われる
身勝手で一方的な蹂躙。

性的被害で受けた心の傷は
何十倍も深く、長く、
被害者を苦しめる。
一方で加害者は
そもそもがモラハラ加害者である上、
「夫婦」という関係性が
妻への気遣いや不同意性交への
認知を歪めている。
だから、嫌がる妻に対し、
自分がしていることに
罪悪感がない。
1人の人間として、
そんな扱いを受けていいわけが
ありません。
次回は、そのような
不同意性交についての
法改正について書こうと思います。
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